USBシリアル変換モジュール(FT232RL)を使ったR8C/Tinyの書き込みと動作確認 R8C/1x,R8C/2xシリーズは20ピンで,ピン配置が同じ物が多いです. R8C/1Bは,「電子工作のためのR8C/Tinyスタートアップ」に付いてきます. R8C/29は,サンハヤトから販売されています. 秋月からもマイコンボードが販売されています. 回路はRESET,(外部発振),MODEの設定だけなので簡単です. TXD,RXDの接続だけ変えてやれば,秋月のM12A・M11Aマイコン開発キットで
書き込みをすることも可能です. -------- R8C/1Bの動作確認 XOUT,XIN-外部発振子を付ける RESET-10KΩ-VCC RESET-0.1μF-GND MODE-10KΩ-VCC FlashStaでの書き込み USBシリアルモジュールとR8C/1Bを接続する VCC-VCC GND-GND TXD-P4_5 RXD-P3_7 (書き込み時はMODE-GND) HEWでReleseで「全てをビルド」する.xxx.motができる. FlashStaを起動し,xxx.motをE.P.Rする. MODE-GNDの接続を外し,p1_0にLEDを接続し, 再び電源を入れれば動く. #include "sfr_r81b.h" void main(void) { unsigned int i; //メインクロックの切替 prc0 = 1; cm13 = 1; cm05 = 0; cm06 = 0; asm("nop"); asm("nop"); asm("nop"); asm("nop"); ocd2 = 0; prc0 = 0; pd1_1=1; //p1_1を出力に設定 while(1){ p1_1=0; for(i=0 ; i<50000 ; i++){}; p1_1=1; for(i=0 ; i<50000 ; i++){}; } } -------- サンハヤトMB-R8C29の動作確認 MB-R8C29はP1_1にLEDが付いている RESET-10KΩ-VCC RESET-0.1μF-GND MODE-10KΩ-VCC FlashStaでの書き込み USBシリアルモジュールとR8C/1Bを接続する VCC-VCC GND-GND TXD-P4_5 RXD-P3_7 (書き込み時はMODE-GND) HEWでReleseで「全てをビルド」する.xxx.motができる. FlashStaを起動し,xxx.motをE.P.Rする. MODE-GNDの接続を外し, 再び電源を入れれば動く. #include "sfr_r829.h" void main(void) { unsigned int i; //メインクロックの切替 prc0 = 1; cm13 = 1; cm05 = 0; cm06 = 0; asm("nop"); asm("nop"); asm("nop"); asm("nop"); ocd2 = 0; prc0 = 0; pd1_1=1; //p1_1を出力に設定 while(1){ p1_1=0; for(i=0 ; i<50000 ; i++){}; p1_1=1; for(i=0 ; i<50000 ; i++){}; } } -------- 秋月のM12A・M11Aマイコン開発キットでR8C/1x,R8C/2xシリーズに書き込みをする マイコン開発キット-R8Cの接続 マイコン開発キット左側上から 3番ピン-3番ピン(RESET) 5番ピン-5番ピン(GND) 7番ピン-7番ピン(VCC) 8番ピン-8番ピン(MODE) マイコン開発キット右側上から 5番ピン-2番ピン(p3_7) 7番ピン-9番ピン(p4_5) マイコン開発キットには,写真のように丸ピンICソケットを付けて,
そこからジャンパーワイヤで接続するのが簡単です. 外部発振子の付いていないR8C/1Bのようなマイコンは,外部発振子を付けてください.